4月21日(土)に数珠・法話教室を開催しました。講師は茅ヶ崎布教師会のお坊さん4名です。
1年生~5年生まで18名の児童が参加しました。
お坊さんの格好に少し驚いた表情を見せながら、いつもよりどこか緊張感のある空気の中で教室はスタートしました。
まずは4つの班に分かれて、数珠作りを行います。
数珠ひとつあたりの珠(たま)は、全部で108個あり、これは「煩悩」の数を表しているとのことです。そして、数珠を持てるのはお坊さんの世界でも位が上の人だけと言う話に、子どもたちからは「初めて知った」と言う声がこぼれていました。
数珠を作る為に、小さな穴に糸を通すのはなかなか集中力の必要な作業です。
様々な色の珠がある中で、迷いながらも、一つひとつ丁寧に繋いでいきました。
他の子が作っているのと比べてみたり、お坊さんからアドバイスをもらったりして......
自分だけのオリジナルの数珠が完成しました!
同じ材料を使っていても、組み合わせによって、それぞれ違った雰囲気の数珠が出来上がりました。ひとつは自分の物、そしてもう一つは家族にプレゼントすると話している子が多かったです。
次に法話では、「気」と「心」についてのお話をしていただきました。
「心」についての話では、胸元で持った鏡を心に例えて、お互いの心を見ることに挑戦しました。「自分で自分の心を見ることは難しいこと。しかし、相手の心には自分の心が写ります。」子どもたちはお坊さんの話に、静かに耳を傾けて聞いていました。
法話の後には、質問をする時間を設けて頂きました。
普段はなかなか知ることのないお坊さんのお仕事の話から、少しプライベートなところまで、楽しい雰囲気の中で色々なことを聞くことが出来ました。
お話の中で「今回は『ご縁』があって、みなさんと会うことができた。これは地球の人口を考えたら、普段は何気なく思っていても、すごい確率なのだよ!」と言うことも教えて頂きました。
ちがさき学童の会では、これからも子どもたちが様々な『ご縁』を結ぶお手伝いをしていきたいと思います。