10月9日(金)に、つくしんぼクラブでは、
普段なかなか身近に感じることのない「防災食」を
おやつに取り入れ、実際に自分たちで作り、食べることで
「防災」についての知識や理解を深められるよう取り組みました。
「防災食」おにぎり(作る前のもの)です!
みんなで防災食を作る前に、
まずは防災食とはどのような時に食べる物なのかを考えました。
実際に起きた震災時の事例についてお話し、状況についてイメージを持ってもらった上で実施しました。
実際に自分たちで防災食のおにぎりを作っている様子です。
お水を分量の所まで丁寧に入れています。
「これが本当におにぎりになるの?!」と、あちらこちらで
声が聞こえ、みんな不思議そうでしたが、興味深々に考えながら各々作りました。
お水で作ると60分、お湯で作ると15分間出来上がりを待ちます。
今回は震災時にお水が用意できたことを想定して作ったので、
60分間待つ間に防災クイズを行いました!
支援員が出したクイズを真剣に聞き、班ごとで答えて、楽しみながら防災について学ぶことができました。
クイズの後は、実際に9年半前、東日本大震災が起きた際に
クラブで勤務されていた支援員の貴重なお話をみんなで聞かせて頂きました。
また、実際に当時、東北の被災地でボランティアをされていた支援員からも実体験をお話ししていただき、
みんな真剣にお話を聞く中で、どれだけ震災が身近で怖いものなのか、自分たちの身に置き換えて考えることが出来ました。
そうこうしているうちに、おにぎりの完成です!
みんな最初は、おにぎりが出来上がったことに驚いていましたが、
実際に食べ始めると、「結構おいしい!」「普通に食べられるんだね!」
との声も聞こえ、味わいながらおにぎりを食べていました!
「防災食」を作るにあたり、ほとんどの子達が作ったり、食べたりした
経験がありませんでしたが、貴重なお話を聞くとともに
子ども達の中で震災について深く考える良い機会となりました。
今後も感染症の状況を考慮しながら、実生活で役立つ取り組みを行っていけたらと思います。
- 児童クラブ
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児童クラブは、放課後の健全な育成を必要とする児童が、「ただいま!」と帰ってきて、おやつを食べたり、宿題をしたり、異年齢の子どもたちと遊んだり、お手伝いをしたりして安全に楽しく過ごす…そんな所です。