子どもたちに自然の素晴らしさを伝えたい!
非日常の環境でいろいろなことを学んでほしい!
そんな想いをもって神奈川県山北町にある西丹沢大滝キャンプ場にて1泊2日で職員のキャンプ研修を実施しました。
【1日目】
まずは各自が見つけてきた自然物にまつわるエピソードを交えての自己紹介からスタートです。
その後は拠点づくり。テントを設営するのが初めての職員もいましたが、みんなで声を掛け合いながら協力して完成させることができました。
午後はキャンプ場全体を歩き回り、活動できる場所や危険箇所を職員相互で共有したほか、緊急時のための応急処置の流れを再確認しました。
薪割りやネイチャークラフトにも挑戦しました。また、ナタなどの道具の安全な使い方や子どもたちに指導する際の注意点などを職員同士で確認しながら進めました。
夕食はマスの塩焼きや炊き込みご飯などを作りました。普段は炊飯器のボタン一つで出来上がるご飯も釜で作るとなると火加減の調節が難しかったですが、試行錯誤しながらみんなで協力して作った夕食は、疲労も吹き飛んでしまうほど美味しいものとなりました。
夕食後はキャンプファイヤーを行い、燃え上がる炎を前にみんなでキャンプファイヤーソングを歌ったほか、レクリエーションで盛り上がりました。
【2日目】
2日目の朝はウォーキングとラジオ体操からスタートです。眠い目をこすりながらも自然の中の優雅な朝の空気を吸うことができ、気持ちの良い朝を迎えることができました。
お腹もすいたところで朝食です。ホットドッグを入れた牛乳パックに火をつけ、燃え尽きるまで待てば香ばしいホットドッグの完成です。
朝食後は研修のメインプログラムである「子どもたちでも楽しみながら自然について学ぶことのできるプログラムの開発」を2チームに分かれて行ないました。プログラムを開発した後は、指導者役と児童役に分かれて互いのチームが開発したプログラムの成果を発表しました。それぞれのチームが考えたオリジナルのプログラムは、とても面白いプログラムとなり、子どもたちに実践するのが待ち遠しいです。
研修の最後はハイキングです。高さ10mから流れ落ちる滝がゴールです。歩きづらい道もありましたが、目標となるものがあるので、子どもたちにとっても達成感があること間違いなしです。
研修の途中には雨が降ってきましたが、雨だからこそできるプログラムも体験し、どのような状況下でも自然の中で楽しむことができることを学びました。
自然は私たち人間に多くの学びの機会を与えてくれます。子どもたちが野外での活動を通して「生きる力」を身に付けることができるよう、当会では引き続き野外体験活動を実施していく予定です。職員一同、今回のキャンプ研修を糧に、これからのキャンプ体験をより良いものに組み立てていきたいと思います!
- 法人から
-
茅ヶ崎市からの委託で、指定管理者として公設の児童クラブの管理・運営を行っています。その他にも、小学校高学年のための長期休暇中のサポートや、土日の体験教室開講など、子どもたちがほっとできる居場所づくりに取り組んでいます。